大企業向けERP(統合基幹業務システム)パッケージソフト開発のワークスアプリケーションズ(牧野正幸社長)は、年内に導入予定のパートナー向け資格認定制度「カンパニープロフェッショナル」(仮称)について、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)のビジネスパートナーに取得を働きかけていく方針を明らかにした。これは、今年から進めているワークスアプリケーションズと日本IBMとの協業の一環。

 ワークスアプリケーションズは昨年10月、主力ERP製品のカンパニーシリーズが動作するアプリケーションサーバーとしてIBMの「ウェブスフィア」を標準で採用することを決めた。これを受けて、日本IBMがカンパニーシリーズの販売面での協力を今年から本格化した。1月から週1回のペースで両社の実務担当者が顔を合わせた「協業ミーティング」を開催しており、販売面での協業の在り方の検討を進めている。

 今回、認定制度を立ち上げるにあたり、「日本IBMのビジネスパートナーにも積極的に資格取得をしていただく」(ワークスアプリケーションズの宮越一貴・営業本部販売推進グループマネージャー)ことで、協業をより具体的に進めていく。

 また、日本IBM本体とも協業を促進することで、「これまで付き合いがなかったIBM製品のユーザー企業へのコンタクトを活発化させる」(同)と、IBMユーザーへの営業を強化する。

 今後は、アプリケーションサーバーだけでなく、IBM製のデータベース「DB2」にも順次対応していくことで、協業をより強固なものにしていく考え。

 ワークスアプリケーションズは、これまで原則として大企業をターゲットとした直販をベースに急成長してきた。だが、同社ERPパッケージのカンパニーシリーズを納入した顧客の満足度向上を目的に、システムインテグレータなどを対象としてカンパニーシリーズの操作技能を認定する「オペレーティングスキル」、システムの運用管理を認定する「運用管理スキル」、システム導入時の「導入プロジェクト・マネジメントスキル」などの技術認定制度を立ち上げることでパートナー企業との協業を進める計画を立てる。