スイッチ大手の米エクストリームネットワークスのゴードン・リロイ・スティット社長兼CEOはこのほど、単一のOSより可用性が高い独自のモジュール型OS「エクストリームウェアXOS(XOS)」への開発投資を強化することを明らかにした。

 これまで、レイヤー3スイッチなど、ハードウェア開発に注力していたが、「XOSのソフト資産を他社へ技術供与するなど、XOSにフォーカスした製品展開を強化する」と、国内外のメーカーにXOSを売り込んでいく考えだ。

 XOSはモジュール型OSで、プロセスが停止してもOS全体が停止することはない。また、新たなモジュールの追加やソフトのアップグレードでも、スイッチ機能を停止せず業務を継続できる。

 同社は、03年12月に初めて、同社スイッチにXOSを搭載。その後、継続的にXOSを搭載したスイッチを開発してきた。今年5月には、XOSがVoIP機能や冗長化機能、IPv4/IPv6をサポートしたほか、セキュリティ機能も拡張され、「より高度な可用性をネットワーク機器に提供できるようになった」という。

 米国ではすでに、XOSを搭載したIP電話やセキュリティアプライアンス製品が登場している。IP網で音声や映像が混在した情報が増加し、高可用性を備えたネットワーク機器の需要が高まっていることから、「日本のメーカーに対しても、当社のXOSをネットワーク機器に搭載するよう提案していきたい」と日本市場開拓に取り組む。