丸紅インフォテック(梅﨑哲雄社長)がウェブ統合システム「ビーコン」を生かし、ハードウェアとソフトウェアのセット販売を加速させる。

 05年度(06年3月期)中間期決算では、同システムの障害によって赤字計上となったが、「今回の障害でビーコンの重要性を再認識した。障害を克服したことで、システムを最大限に活用したビジネスで反転攻勢をはかりたい」(梅﨑社長)と下期の重点施策としてセット販売に注力する。

 「ビーコン」は、12月2日に本格稼働を開始。50万アイテムに達するハードとソフトを揃えたうえ、煩雑なソフトのライセンス販売の見積もりを省力化できる「簡単見積もり」機能を備えている。梅﨑社長は、「ハードの顧客がウェブでソフトのライセンスを購入したり、ソフトの顧客がハードを購入する傾向が高まっている」ことから、ハード、ソフトのセット売りを促進させる。

 「ビーコン」は、8月に本格稼働したものの、その後まもなく障害が発生。3か月あまり機能しない状況が続いた。ウェブによる受発注が行えなかったことで販売機会を失うことになり、05年度中間期の連結業績は、売上高で686億4400万円(前年同期比23.6%増)と増収ながら、4億4600万円の経常損失を計上していた。しかし、「システム障害の要因把握と再発防止は完璧に行った」として、下期の反攻に力を入れる。