NTTコミュニケーションズ(NTT Com、和才博美社長)は、個人向けの1GBネットストレージサービスの開始を契機に、ソフトメーカーとの連携を深め、ストレージサービスの機能拡充と幅広いユーザー層への浸透をはかる。

 「cocoaギガストレージ」は、ネット上の1GBの専用スペースを月額利用料315円で利用できるサービス。

 デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影した画像を保存、閲覧できる。

 以前は、100MBで提供していたが昨年9月から1ユーザーあたりの専用スペースを1GBに拡充した。

 ユーザー拡大のためには、使い方も含めた提案が必要で、「アプリケーションとの連携がカギになる」(森田祐一・コンシューマ&オフィス事業部IPサービス部担当部長)との判断から、1GBへの容量拡大と同時にソフトメーカーとの連携も本格化させた。

 以前から一部機能で連携していたアイフォーとは、はがき作成ソフト「筆王」との連携を強化し、「cocoa」ユーザー限定で「筆王2006 cocoaバージョン」を利用できるようにした。

 また、新たにメディアドライブの名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングPRO」とも連携をはかった。

 同ソフトの名刺データを「cocoaギガストレージ」に格納することで、パソコンだけでなく携帯電話からも、名刺の画像データや住所録のデータを閲覧できる。

 両社ともに、「WinWinの関係で組めることから、商談からわずか約4か月という短期間でサービスインにこぎつけた」(吉田利一・コンシューマ営業部セールス&マーケティンググループ担当課長)という。

 「cocoaギガストレージ」には、約3000枚分の名刺データを保存できることから「企業ユーザーからの反響も大きく、ビジネス需要の開拓も期待できる」としている。

 NTT Comでは、「ユビキタス環境で名刺にアクセス」というキャッチコピーを掲げたパンフレットを配布してアピールしていく計画だ。

 また、今年3月まで東名阪の店頭においてデモンストレーションを展開することにしている。