米インターネットセキュリティシステムズ(ISS、トーマス・イー・ヌーナン会長兼社長兼CEO)は、プロモーションや販促活動などのマーケティング業務に関連する投資を、2006年度(06年12月期)は昨年度に比べ20%増やす計画だ。

 新規顧客開拓を進めることが主な狙いで、「06年度の総売上高の約40%を新規顧客から売り上げたい」(ヌーナン会長兼社長兼CEO)としている。

 今年強化するマーケティング施策としては、自社製品の認知度向上のためのプロモーションと、販売代理店となるSIerやディストリビュータの拡充とその販売支援を主なポイントにあげている。

 同社は、昨年度設立以来初めてとなるマーケティング担当の副社長職を設置するなど、マーケティング力強化に向けて社内でも体制整備を進めてきた。ヌーナン会長兼社長兼CEOは、「これまで技術力の追求に偏りがちで、マーケティング力は手薄だった」としており、今年度から本格的に販売力強化施策を進める。

 同社の主軸製品は、IDS(不正侵入検知システム)や複数のセキュリティ機能を盛り込んだ統合型アプライアンスだが、販売先は大企業が中心だった。今年度は中小企業にも導入しやすいサービスビジネスを始める計画で、顧客の裾野拡大を図る方針だ。