電子情報技術産業協会(JEITA、岡村正会長=東芝会長)は、2005年度サーバーおよびワークステーションの出荷実績を公表した。

 メインフレームとオフコンなどの独自OSは、前年度実績を割り込んだが、UNIXおよびIAサーバーが伸長。両サーバーあわせ、台数ベースで11%伸びており、2ケタ成長を果たした。なかでもIAサーバーは、台数ベースで前年度比12%増の41万4283台、金額で8%増の3006億7200万円となり高い伸び率を示した。

 今年度の見通しについてJEITAでは、「成長路線を持続できる」としている。なかでもIAサーバーは前年度実績に対し台数ベースで10%増、金額で5%増で推移するとみている。

 販売が伸びたIAサーバーは、産業別ではとくにサービス業が好調で、出荷台数構成比は前年度に比べ4ポイント上昇して29%となった。

 IAサーバーの価格動向については、「高性能で高価格のシリーズが好調で、低価格のエントリーモデルも下げ止まった感がある」とJEITAでは分析している。昨年度第4四半期の3か月間だけの数値をみると、台数は12%の増加に対し、金額では22%増加。金額ベースの伸び率の方が高く、その傾向が現れている。

 不調だったメインフレームは、官公庁向け販売が鈍化したのが響き、台数、金額ともに20%以上減少した。

 ワークステーションは、台数で51%増、金額で10%増と一昨年度の伸び率以上の実績をあげた。主力の製造業向けのほか、金融機関やサービス業からも引き合いが多かったという。