画像技術開発のエマキ(福島県会津若松市、秋月直道社長)と東京工業大学発ベンチャー企業、フウズラボ(牧内節男社長)は共同で、空撮したパノラマ動画を基に3次元画像を作成する技術を開発し、販売を開始した。GPS(全地球測位システム)やレーザーによる測定に比べて10分の1の価格に抑えた。河川や山林などの維持管理者向けに、初年度2000万円の売上高を目指す。

 今回開発したのは、ビデオ画像から高解像度の静止画像を作成するエマキのソフトウェア「Mofix」で生成した2次元パノラマ画像と融合し3次元画像を作成するソフト「Mofix3D」。測定したい場所を選択して距離や面積、高低差などを割り出す専用のビューアー「MofixViewer」をセットにして、1平方キロあたり20-50万円で販売する。 大規模災害時には、ヘリコプターから空撮動画を撮るだけで被害状況を3次元画像で把握でき、地上で人手による測量が必要なく、2次災害も防げるという。