IPA(情報処理推進機構)の調査によると、組み込みソフトウェア産業における人材不足が深刻さを増している。同機構がまとめた「2006年版組込みソフトウェア産業実態調査報告書」によると、06年の組み込みソフトウェア技術者の総数は、前年の約17万5000人から1万8000人ほど増加、約19万3000人に達した。だが、不足している人数も増加、前年は約7万1000人だったの対し、今回は約9万4000人が不足しているという数字を出している。不足率で言えば、05年は約41%だったのに対し、06年は約49%に達したことになる。

 組み込みソフトウェアは、産業機器をはじめ自動車、携帯電話、家電製品などで中核的役割を担いつつある。

 もっとも不足しているのはハイレベル1に位置づけられるエキスパート、ついで部下を指導できるハイレベル2の順で、分散拠点間のつなぎ役であるブリッジSEの不足も指摘している。