日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、東京都昭島市の昭島工場でx86サーバー「HP ProLiant(プロライアント)ファミリ」の一部機種の生産を開始した。同社がx86サーバーを日本で生産するのは今回が初めてとなる。

 生産を始めたのは「HP ProLiant DL145」。このモデルのなかでも、昭島工場で生産するのは、オンラインショッピングサイト「HP Directplus」経由で販売する製品に限る。これまでは、シンガポールや中国などアジア地域で生産して日本に輸送し、顧客に提供していた。

 同社では、東京で生産するメリットについて、作業ミスの削減と出荷後のトラブル減少、配送コストの削減が見込めるとしている。デスクトップPCの国内生産は1999年から開始しており、そのなかで一定の成果が出せたことで、x86サーバーの国内生産にも踏み切った。

 現在は1機種のみだが、今後順次昭島工場で生産するモデルを増やしていく計画。06年末までに「HP Directplus」で扱うすべての「HP ProLiantファミリ」製品を国内生産対応にする。また、07年1月末までには、ウェブサイトで販売するモデルだけでなく、同社の直販営業で販売する製品についても、国内で生産する予定だ。