アイフォー(安藤健一社長)は9月、ドイツでトップシェアのセキュリティソフトを日本市場に投入する。インターネットを常時接続する中・上級者向けとして売り出し、発売後1年間に家電量販店市場で2.5%のシェア獲得を目指す。米国で好調のマイクロソフトのセキュリティ製品が、日本に上陸した際に消耗戦になることを防ぐため、早期に新たな市場を創出する。

 同ソフトは、独ジーデータ(カイ・フィゲ社長)の2つの検知エンジンを搭載しウイルス検知率100%を実現し新種ウイルスを30秒程度で発見・隔離できるアンチウイルスソフト「アンチウイルスキット2007」と、統合セキュリティソフト「アンチウィルスキットインターネットセキュリティ2007」の2製品。

 パソコンを24時間稼働させて利用するユーザーが増えているが、ピア・ツー・ピア(P2P)でのネット接続状態では、セキュリティホールが出やすい。独ジーデータ日本支社のJag山本支社長は「他社は、消費者向けに機能を限定して提供しているが、ヘビーユーザーには限定せず、堅牢な製品を提供する必要がある」と、日本市場開拓に自信を見せている。