民間調査会社のノーク・リサーチ(伊嶋謙二社長)は、日本国内の中堅・中小企業市場におけるERPの導入状況レポートを公表した。調査は、売上高5-500億円未満の民間企業3000社に郵送アンケートを実施し、523社から有効回答を得た。アンケート実施期間は今年5-8月。

 ERPの導入比率は、受託開発型ERPも含めて約70%。製品別シェアは、1位が10.4%で大塚商会の「SMILEαシリーズ」。2位は9.1%でオービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行新ERP」。3位には、日本オラクルの「Oracle EBS」が8.7%でランクインした。これら以外では、SAPジャパン、オービック、富士通が続いた。満足度調査においても、1位は大塚商会で、2位OBC、3位日本オラクルとなっており、シェア数値と順位に変動はなかった。

 ただ、年商50億円以上の顧客に限定してシェアをみてみると、SAPジャパンの「R/3、mySAP」が9.8%で1位を獲得した。2位にはエス・エス・ジェイ(SSJ)の「SuperStream」(8.1%)、3位には日本オラクルの「Oracle EBS」(7.7%)となった。SAPジャパンとSSJは中小では弱いものの、中堅企業には強いことが顕著に現れている。