ファウンドリーネットワークスは、SMB(中堅・中小企業)向けにアプリケーションやコンテンツ管理が可能なスイッチ「ServerIron4G」シリーズの販売を開始した。これにより、L4-7スイッチを上位機種から下位機種まで揃えたことにより、国内市場のシェアを高めていく。

 「ServerIron4G」シリーズは、ウェブベースのファイアウォールを搭載している点が特徴。平尾充啓・エンタープライズセールスマネージャーは、「SMB市場では、ユーザー企業の間でIPアプリケーションサービスの活用が主流になっており、インターネット上で情報を暗号化する『SSL(セキュア・ソケット・レイヤ)』を基盤としたセキュリティソリューションの導入を求めている。データへの不正アクセスを防ぐ製品を市場に投入することがSMB開拓のカギと判断した」としている。価格は、200万円以内に設定しており、「競合他社と比べて3割程度は安い」という。初年度は、600台の販売を見込む。

 拡販策として、「L2やL3スイッチの既存代理店に加え、アプリケーションの提供に強いSIerもパートナーとして確保したい」としている。販売代理店の増加に向け、今年早々にL4-7スイッチ専門チームを設置。現段階は、新規代理店の獲得につながっていないものの、「今回の製品で、L4-7スイッチのハイエンドからローエンドまでのラインアップを揃えた。SMB事業の強化を図っているSIerとパートナーシップを組めるはず」と期待する。

 国内スイッチ市場は、L2やL3が成熟しつつある一方でL4-7の需要が増えている。ところが、同社はL4-7スイッチについては売上比率で全体の10%に達していないため、「成長市場でいかにシェアを高めていけるかがカギ」としている。

 L4-7スイッチ市場は、F5ネットワークスやシスコシステムズ、ノーテルネットワークスなどのシェアが高い。「国内では、SMBによるアプリケーション管理のニーズが高まり始めている状況で、需要が多く眠っている。新規顧客の開拓に力を注ぐことでシェアを高めていく」としており、上位メーカーが手薄なSMB市場の攻略を狙う。