ニュース

SAPジャパン 中小ERPは年間300社導入 来年度は、2倍に成長へ

2006/11/13 18:07

週刊BCN 2006年11月13日vol.1162掲載

 SAPジャパンは、中小企業向けERP(統合基幹業務システム)「SAP Business One(B-One)」の今年度(2006年12月期)導入社数が、期初予想(400社)を下回る300社強にとどまることを明らかにした。来年度については、すでに見込み客が80社以上あり、倍の600社に達するとみている。ロバート・エンスリン社長が記者会見で語った。

 詳細は明らかにしていないが、同社は来年度中に「ローカル地区の企業にアプローチする」(同)ため、テレセールスを強化する計画だ。

 同社の第3四半期(7-9月)は、ソフトウェアライセンス売上高(固定為替レート換算)が前年同期比65%増の3900万ユーロ(約58億5000万円)になった。1-9月の累計では、CRM(顧客情報管理)や製造業向けのSCM(サプライチェーンマネジメント)、統合アプリケーションプラットフォーム「NetWeaver」が好調で、前年比19%伸びた。
  • 1

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>