マイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)はソフトウェア開発の生産性を高める活動に力を入れる。全国のソフトウェアアーキテクトを対象にソフト開発の自動化、省力化を推進する運動「ソフトウェアファクトリーズイニシアチブ」を展開する。

 コンポーネント化やソースコードの自動生成などソフト開発の省力化はメインフレーム時代からさまざまな手法が考案されてきた。これをマイクロソフトのプラットフォーム上に再構築することでビジネスの拡大を狙う。ソフトの設計を担うアーキテクトの協力を得ることで、イニシアチブを加速させる。

 具体的には個別の業種・業務に最適化した開発環境をマイクロソフトの開発ツールであるビジュアルスタジオ上に構築。機能を強化して、より効率的なソフト開発の実現や自動化のプラットフォームづくりをすすめる。

 自動化、省力化を進めることで「アーキテクトは創造性を必要とする仕事により集中できる」(日詰廣造・デベロッパー&プラットフォーム統括本部パートナーテクノロジー推進本部本部長)と生産性向上、付加価値の増大に役立つと話す。

 ビジュアルスタジオ上で流通サービスや製造業、組み込みソフトなどの分野に最適化したプラットフォームづくりを行う分科会を有志アーキテクトと協力して近く立ち上げる。今年度(2007年6月期)中にはソフトウェアファクトリーイニシアチブに関する「2-3の成果物を出す」ことを目指す。

 今月から順次活動をはじめ、今後2-3年にわたる中期的な活動にする方針。