ログイット(立古史朗社長)は、ネットワーク経路上でパケットを取得しメール内容を保存する「パケットキャプチャ型」のメールアーカイブ専用アプライアンス「ウチノBOSSメール」を開発した。カスペルスキー社製のアンチウイルスエンジンを搭載、500ユーザーまでのタイプと1000ユーザーまでの2機種を用意した。丸紅ソリューションが同製品の販売・保守を担う。500-1000人までの準大手企業に導入することを視野に入れており、1年間で300台以上の導入を目標としている。

 現在、企業で多く使われているアーカイブはメールサーバー内に仕掛けをつくるか、ゲートウェイ方式のアプライアンスだ。「この2つの方式ならばパケットを一つも落とさずアーカイブできるメリットがある」(簾藤哲夫・執行役員営業部長)が、システム構成を変更しなければならないという弱点も抱えている。これに対し、ウチノBOSSメールは「スイッチングのハブミラーポートに接続するだけで、ネットワーク構成を変える必要がない」のが特長だ。

 ネットワーク上でSMTPとPOP3形式のメールをすべてキャプチャし、PCAP形式のログファイルと、パケットから本文とワード、エクセル、一太郎などの添付ファイルを再生したファイルの両方をアーカイブする仕組み。メール文書が改ざんされたと疑われる場合にはパケットログから再び本文を再生できるため、改ざん防御を心配しなくてすむ。

 アーカイブしたメールにはINDEXをつけて保存し、全文検索やキーワード検索が行えるようになっている。

 また、統計レポート機能があり、指定期間内の利用トップ100やユーザー別送受信数などがレポートできる。

 自動圧縮バックアップ機能ではメールアーカイブデータをHDD、DVDなど外部メディアに落とし込める。