日本CA(根塚眞太郎社長)は、ユーザー認証とアクセス制御が可能なソフト「eTrust SiteMinder」で、ウェブアプリケーション認証管理に対応した「r6.0 SP5」を市場投入した。アプリケーション間の統合的なID連携が可能なソフトとして1000-3000人規模の大企業を対象に販売していく。

 同製品は、ユーザーが認証を意識せずに1種類のIDとパスワードですべてのシステムにログインでき、管理コストの削減につながることが特徴。小屋敷泰教・マーケティング部長は、「企業のアクセス管理に対する意識が年を追うごとに高まっている。一方、IDとパスワードの管理をシステムごとに行うケースが多く、複数のIDやパスワードを持つ結果、同じIDを使いまわしたり、忘れないようにメモに書きとめてしまうなど、逆にセキュリティ・レベルを下げている。そこで、アプリケーション間のシームレスなID連携を可能とした」としている。

 価格は、ユーザー数によって異なるが、100ユーザーで52万4000円から。他社の製品と比べて高いほうだが、「ユーザー企業は、機能面や使い勝手でアクセス管理ソフトを購入する傾向が強い。シングル・サインオンが可能など簡便性を前面に押し出すことで拡販していく」という。販売は、直販とセキュリティに強い販売代理店を通じて行い、「国内セキュリティ業界でイニシアチブが取れるマーケットシェアを獲得したい」考えだ。