次世代通信網関連のネットワークベンダー、ネクストジェン(大西新二CEO)は、2006年度(06年12月期)の売上高が前年度比12%増の12億300万円、営業利益が49%増の1億5900万円、経常利益が1.5倍にあたる1億5500万円となり、大幅な増収増益を達成した。通信事業者によるNGN(次世代ネットワーク)構想が追い風となり、主力事業が拡大。3月14日にはヘラクレス市場への上場も予定している。

 同社は01年11月16日の設立以来、IP電話システム関連など次世代通信網に特化した製品を提供。チャネル別の売上比率は、通信事業者が7割、サービスプロバイダと法人は、それぞれ1割強などとなっている。大西CEOは、「NGNは、IP電話にIPTVやIMS(IP経由のマルチメディアサービス)、FMC(携帯と固定の電話融合サービス)などを追加することで真価が発揮されるもの。当社が最も得意とする分野だ」と強調した。

 IP電話システム開発に加え、CSP(コンテンツサービスプロバイダ)サービスなど事業領域の拡大も検討。ベリサインとのアライアンスでネットバンキング向け2要素認証サービスの提供やオンラインゲーム向けコンテンツ配信サービスなどを計画する。