エプソン販売(真道昌良社長)は、紙ベースの契約書をスキャナで読み取って管理する「契約書管理システム」の提供を開始した。契約更新手続きの遅れや二重契約などのリスクをなくす仕組みとして、内部統制を強化する企業へ拡販。年間50セットの販売を目指している。

 同システムは、Webブラウザベースで契約書を管理する情報共有・活用ソフトウェアとA4ネットワークスキャナ「ES-H300」をセットにした商品である。捺印処理した契約書をスキャナで読み取り、OCRでテキスト付きPDFに変換し、Web共有システムで登録・管理できる。

 登録した契約書は、OCR化しているため、Webブラウザ上で検索・閲覧できる。また、契約書に付帯する文書・書面などを同時管理できるほか、契約相手の与信状況や補足情報を加えられる。このため、物理的な管理台帳だけでは不十分であった情報把握ができるようになるという。

 紙ベースの契約書を電子化して管理するため、契約時の承認など業務フローのログを残せ、契約プロセスの有効性を証明できることから、内部統制を強化する際にずさんだった契約書管理を徹底する企業向けに拡販する。