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日立コムとアルバリオン、モバイルWiMAXシステムを共同開発

2007/08/08 21:45

 日立コミュニケーションテクノロジー(日立コム、青木榮司社長)とイスラエルのアルバリオンは8月7日、モバイルWiMAX技術を用いた広帯域移動無線アクセスシステムを共同で開発することで合意したと発表した。

 今回の共同開発は、アルバリオンのOFDMA基地局技術と、日立コムの移動無線向システム制御技術を組み合わせて、キャリアグレードモバイルWiMAXシステムの早期商用化を目的とする。

 アルバリオンはブロードバンドワイヤレス市場で培った技術をベースにOFDMA技術を駆使したモバイルWiMAX基地局の先行的な開発を行っている。一方、日立コムはCDMA2000 1xEV-DO方式をベースとした3Gモバイル高速データ通信システムをいち早く実用化、セキュアな移動管理技術、高品質ハンドオーバー技術について豊富な経験を持っている。この両社の技術、経験を融合させることで、WiMAX最大の課題である手軽さと高品質の両立が可能になる。

 日立コムは今回の共同開発により、次世代ブロードバンドワイヤレス分野でのグローバルな拡大を目指す。
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日立コミュニケーションテクノロジー=http://www.hitachi-com.co.jp/

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