AOSテクノロジーズ(佐々木隆仁社長)は、コールセンター向けのソリューションをSaaSで提供を開始した。直販と代理店を介して販売し、500社に導入することを目指す。現在はコールセンター向けのソリューションのみを提供しているが、今後、SaaSでの提供サービスを拡充する予定。

 従来は顧客自身がヘルプデスクに問い合わせをする際、電話やメールなどで連絡を取っていたが、電話では顧客との間で認識の違いが起こる恐れがあり、顧客満足度にも影響する。それだけではなく、オペレータの指導にかかるコストの問題や、PCをサポートする場合にユーザー先まで技術者が出向く必要があった。

 同サービスではチャットとリモートコントロールを組み合わせたことで、顧客の問い合わせ内容を事前に把握し、顧客の承認を得て、リモートコントロールに切り替え、顧客のPCの仕様を把握、遠隔から顧客のPCをサポートすることができる。サーバー経由でやりとりを行うため、コールセンター、ユーザーがともにソフトをインストールする必要がない。同社では2000年からコールセンター向けソリューションを販売してきた。今回、LAPLINK(ラップリンク)社のエンジンを採用することで安定的なネットワーク接続を実現した。

 同社ではコールセンター向けソリューションを「ウェブマーケティング用途や、IT企業、なかでもSIerが顧客先とやりとりする際などでの導入を狙っている」(佐々木社長)としている。現在はパッケージの売り上げが大半を占めるが、今後2-3年の間にサービスの売り上げ比率を20-30%に引き上げたいとしている。