日立製作所(古川一夫社長)は、座席表示ソフト「座席ナビ」の販売を10月1日から始めた。社員が自分の机を持たない“フリーアドレスオフィス”が進みつつあるなか、企業のワークスタイル改善に寄与するソフトとして販売に力を注いでいく。

 「座席ナビ」は、パソコンをLANに接続するだけで社員がどこにいるのかを把握するソフト。場所を移動すると座席を自動的に変更するほか、パソコン操作が一定時間なければ「離席中」に切り替える。誰がどこにいるのかを検索する機能は、グラフィカルなフロアマップで表示。別館など離れたビルの座席状況も把握できることが特徴だ。また、社内ウェブ電話帳としても利用でき、IP電話との連動でワンクリックで電話を発信する「クリック・トゥー・コール」が可能。価格は、50ライセンスで20万円から、専用サーバーが50万円などとなっている。

 同社では、まず大企業を中心にユーザー企業を増やしていく。本社だけでなく支社などとの連動で導入を促す。今後は、グループウェアとの連動も検討し、社内だけでなく外出先の社員の状況も把握可能にすることでユーザー企業のすそ野を広げていく。