レノボは、2008年度をめどに、国内コンシューマPC事業への参入に向けて検討していくことを明らかにした。

 レノボグループ上級副社長兼レノボアジア太平洋地区社長のデイビット・ミラー氏が言及したもので、「現在、世界規模でコンシューマPCの専任組織をつくり、キーとなる主要な地域で展開していくことになる。日本市場もキーとなる市場のひとつに位置づけている。適切なタイミングで、適切な製品を、日本のコンシューマ市場向けに用意していくことになる」との考えを明らかにした。

 また、レノボ・ジャパンの天野総太郎社長は、「今年度第2四半期(7-9月)は、レノボ・ジャパンとして過去最高の利益率、利益額を達成することができた。利益を伴った成長を確固たるものとした段階で、日本におけるコンシューマPC市場参入の検討をスタートすることになる。その点では、少なくとも、あと2四半期(6か月間)は状況をみる必要があるだろう。コンシューマPCへの参入は、それ以降の動きになる」としており、来年4月以降の新年度において、レノボブランドのコンシューマPCを国内投入する可能性を示した。

 すでに、中国では、コンシューマ向けPCを投入しているほか、アセアン諸国やインドでも実績をあげている。

 ミラー氏は、「レノボの今後の成長において、従業員が500人以下の企業やSOHO、およびコンシューマ市場を対象にしたトランザクションモデルの展開が重要になる。ローエンド製品によるトランザクションモデルの領域にも、しっかりと足を踏み入れ、シェアを獲得する」などと語っている。