インフォコム(吉野隆社長)は、基本的な機能から化合物の物性計算・各種計算処理機能で構成する自社開発パッケージソフトウェア「JChem Extensions」を創薬研究向けに発売した。

 「JChem Extensions」は、ハンガリーのChemAxon社と協力し、インフォコムが製薬・化学企業の研究所向けに提供するシステム開発サービスを通じて蓄積したノウハウを生かしたプラットフォーム。

 ドイツのKonstanz大学が開発した、創薬研究者が視覚的に計算処理のワークフローを作成できるプラットフォーム「KNIME」上で、ChemAxon社製品を利用できるよう連携するとともに、化学構造を取り扱う基本的な機能から化合物の物性計算や各種計算処理機能まで対応する、幅広いノードを実装した。

 インフォコムは、ChemAxon社の化合物検索エンジンを利用したWebベースの化合物データベース管理システム「J-STRIKE」を07年に発売済みで、「JChemExtensions」は同製品とのデータ連携も可能。さらに、インフォコムが代理店となっている米SCHRODIGNER社の製品のラインアップに、「KNIME」対応ソリューション「SCHRODIGNER Knime Extensions」を08年春に加える予定。「JChem Extensions」に加えて、「SCHRODINGER Knime Extensions」を用いた高性能なワーク・フロー・ソリューションの提供を行う。