SAS Institute Japanは、CI(カスタマインテリジェンス)製品と位置づける「SAS Customer Intelligence Suite」の機能を強化した。

 顧客データの収集、統合、管理とともに、顧客セグメンテーションとプロファイリング、顧客の行動予測を実現する機能を提供する「SAS Marketing Automation」およびマーケティング活動で得られた情報やマーケティングでの戦略的要因などを考慮し、最小のコストで最大の効果を得るキャンペーン戦略を策定する「SAS Marketing Optimization」がそれだ。加えて、新たにコールセンターやPOS、ATM、ウェブなどの顧客チャネルに対して、SASの分析技術をビジネスルールやコンタクト戦略に適用し、現場の意思決定支援材料や顧客へのレコメンドをリルタイムで配信する「SAS Real-Time Decision Manager」と、SAS9をベースに電子メールや携帯電話向けメール、RSSなどのデジタルチャネルを活用したマーケティングコミュニケーションを実行する「SAS Digital Marketing」を追加。これらの機能と、SASが得意とするBI機能を活用することで、迅速な効果検証やレポーティングの実現が可能になる。

 直販およびパートナーを通じてのライセンス形態で提供する。価格はSAS Digital Marketingによる最小構成で1500万円から。

 同社では、「CRM」を2008年に注力していく分野のひとつとして位置づけている。

 「SASは、BIベンダーではなく、BIアプリケーションベンダー。CIは、BIアプリケーションのひとつと位置づけている。CIは当社にとっても歴史が長いソリューション。自信を持って提供できる製品」(宮田靖・執行役員ビジネス開発本部長兼技術本部長)としている。