米アダプテック(スンディ・スンドラッシュ社長兼CEO)は、ワールドワイドでSIerやシステムビルダーなど販売代理店を2倍に拡大する。2種類のRAID規格に準拠した「ユニファイド・シリアル」の提供が実を結び、徐々に需要が増加。このほど新製品を発売したのにともない、賛同する販売代理店が増えたようだ。販売強化を図ることで、RAIDコントローラ市場でトップシェア獲得を狙う。

 同社は、SATA(シリアルATA)とSAS(シリアル・アタッチドSCSI)の両規格に対応した接続技術として「ユニファイド・シリアル」を開発。半年ほど前から同技術を搭載した製品を市場投入した。SATAが低価格のストレージ機器を提供でき、SASが高速伝送を可能にするということから、両規格とも需要が伸びている。「ストレージ関連のソリューションを提供するベンダーは、両方に対応している点がメリットだとの意見を寄せてくれている」と、ブランド・プロダクトマーケティング・ディレクターを務めるスラッシュ・パニカー氏は自信をみせる。

 発売から6か月程度を経て、現段階では有力な販売代理店のほとんどが同社のRAIDコントローラを扱っているという。SATAとSASの両市場が成長していることから、「今後は新規のパートナーを開拓できる」。パニカー氏がワールドワイドの主要な国を訪れてSIerやシステムビルダーなどに対して販売契約の締結を求めた交渉を進めているようだ。

 販売強化に向けて新製品も発売。1秒あたり1ギガのスループットが特徴だ。「マーケットニーズに合わせて開発した」としている。