富士通(黒川博昭社長)と富士通エフサス(前山淳次社長)は、保守サービス事業で事業継続マネジメントシステム(BCMS)の実質的国際規格「BS25999」認証を取得した。両社によれば、同規格を国内で取得した初めてのベンダーという。

 「BS25999」は、災害や疫病などによる事業中断の影響を軽減し、事業継続上の脅威に対処する能力を明示するための指針・認証規格。英国規格協会(BSI)が2006年11月に行動指針を示し、翌年11月に認証規格を公表していた。

 富士通と富士通エフサスは、保守サービス事業で05年4月に情報セキュリティの英国規格「BS7799」と国内規格「ISMS」の認証を取得し、06年5月に国際規格「ISO27001」の認証を取得。さらに、06年12月には運用サービス事業で、ITサービスマネジメントシステムの国際規格「ISO20000」認証を取り、事業基盤の強化を進めていた。

 今回の「BS25999」取得関連では、06年度から富士通総研の協力を得て首都圏に集中するコールセンターや技術サポート部門などを対象に事業継続計画(BCP)を策定し、計画の維持・改善を図るBCMSの導入を進めていた。それらの成果から、今回、第三者認証登録機関のBSIマネジメントシステムジャパンから「BS25999」の認証取得が認められた。