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データ総研とケン・システム、DOAに基づく新開発方法論とサービス

2008/05/19 21:00

 データ総研(黒澤基博社長)とケン・システムコンサルティング(ケン・システム、高橋俊夫社長)は、システム設計手法「データ中心アプローチ(DOA)」のコンセプトに基づいた新開発方法論を共同発案し、同論のコンサルティングおよび設計サービスを始めた。

 データ総研は、業務フローとデータモデルで業務設計する開発方法論「DOA-RAD」およびツールを開発。付随するコンサルティングサービスも提供していた。ケン・システムも、「DOA」のコンセプトに基づいた設計ツール「XupperII」と実装ツール「MDFrame/X」を開発・販売。独自開発方法論「Xprime」のコンサルティングサービスも提供している。

 双方の顧客へのサービス拡大を目指して、データ総研の開発方法論をベースに、ケン・システムのツールを活用した新たな開発方法論「DOA-RAD for XupperII」を共同発案。「DOA」に関するそれぞれの強みを生かした共同事業を展開することにした。具体的に共同展開するのは、開発方法論の整備と標準化コンサルティング、および設計・開発の受託サービス。従来は別々だった両社の方法論とツールを統合して提供する。

 すでにキリンビールグループが今回の共同サービスを採用予定。新サービスで提供される方法論とツールをキリングループ開発標準に位置づけるという。
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外部リンク

データ総研=http://www.drinet.co.jp/

ケン・システムコンサルティング=http://www.kensc.co.jp/

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