NEC(矢野薫社長)は、統合管理ソフトの新版「WebSAM MCOperations V3.3」を発売した。

 「WebSAM MCOperations」は、システム全体を統合管理して自律運用するソフト。新版では仮想化システムを可視化する機能や、複数アプリケーションからの障害情報を自動分析し、障害原因を検出する機能を強化した。

 具体的に、仮想化環境の可視化ではプラットフォーム管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」と連携し、ハードの負荷に応じてシステムを最適配置するとともに、仮想化システムを物理・仮想・論理の各階層で管理。動的に変化する各層の関係を自動的に関連付けて可視化する。

 また、事前設定にしたがい、サーバーやネットワーク、ストレージからOS、データベース、業務アプリケーションまでの複雑なリソース最適配置作業を自動化することで、人的ミスを低減するとともに、管理作業を効率化する。

 一方、障害原因の自動分析機能では、07年6月に発表したEMCとの協業内容に基づき、同社のリソース管理製品「Smarts」と連携し、障害情報から根本原因を自動特定する。「Smarts」の分析エンジンにNEC独自の分析ナレッジを組み合わせ、ウェブ、データベース、アプリケーションサーバーのどこに障害原因があるのかを自動分析・対処することができる。

 税別価格は、「WebSAM MCOperations プロビジョニングソリューション パッケージ」が612万400円から、「同 MCOperations 障害分析ソリューション パッケージ」が1060万8800円から。NECでは、今後3年間で250システムの販売を目指す。