NEC(矢野薫社長)は、水冷式スリムサーバー「Express5800/110Ge-S」を発売した。同社によれば、タワー型IAサーバーで、設置面積および体積で世界最小を実現したという。

 きょう体の幅は9.3cmで、名刺の縦長さととほぼ同じの超スリム設計。独自の高密度設計技術で、設置面積と体積はほぼ半減したという。設置面積は359平方センチメートルで、体積は13.2リットル。きょう体を横にした設置も可能で、幅広い場所に設置できる。

 水冷式の特徴である静音技術も向上させた。受熱部とポンプおよびリザーブタンクの一体化や、ユニットを上下左右にしても気泡がポンプに流入しない特殊構造設計など最新技術を採用。ささやき声並みの約32dBの静音化に成功した。また、従来モデルに比べ、効率の高い電源ユニットを採用したことで、消費電力を最大32%削減した。

 拡張性は、従来の3.5インチSATAハードディスクに加え、2.5インチSASハードディスクを最大3台搭載可能。税別価格は、3.5インチディスクモデルが12万1000円から、2.5インチディスクモデルが16万8000円から。

 水冷式ではないモデルも用意し、価格は3.5インチディスクモデルが9万9800円からで、2.5インチディスクモデルが14万8000円から。