ソーバル(推津順一社長)は9月3日、製造業向け工程情報収集システム「RFID工程情報収集キット」が、音頭金属(音頭則靖社長)の生産管理システムに導入されたと発表した。

 「RFID工程情報収集キット」は、RFIDリーダライタを制御し、ICタグの履歴情報をデータベースに蓄積するソフトウェア。音頭金属では、同ソフトを導入し、ICタグを利用することで、今まで自動収集が困難だった生産工程ごとの開始時刻や終了時刻、担当者情報、生産設備情報などを、作業者が意識することなく収集できる生産管理システムを実現した。

 今まで音頭金属は、実績情報の集計や記録をすべて手作業で行っており、書類へ記入された内容をもとに仕掛品や工程進捗の管理を行っていたため、正確かつタイムリーな情報取得は難しい状況だった。今回、従来まで製品の個体管理に用いていた番号付きのマグネットをICタグに置き換えるとともに、すでに稼働している生産管理システムと「RFID工程情報収集キット」を連携させることで、生産現場の運用を変えずにICタグの情報を工程進捗情報として取り扱うことができるようにした。これにより、短期間にシステムを稼働させることができ、効率的な製造スケジュールの調整や人的リソースの配分調整が可能となった。