大分県内のITコーディネータ(ITC)で組織するITC大分(阿部芳久代表)は9月29日、県内の関連団体や銀行などと「大分IT経営推進センター」を県産業創造機構のソフトパークセンタービル内に設立した。県内の行政機関や銀行、関係団体、有識者などと協力し、「IT経営」に関する相談や適切な情報化投資のあり方などについてアドバイスする。

 同センター設立には、ITC大分、中小企業診断協会大分県支部、県産業創造機構、県内の地銀などが参画。9月24日には、同センターをNPO法人として登記した。理事長には、河野憲裕・情報サービス産業協会副会長兼専務理事が着任した。

 ITCと金融機関などが連携してNPO法人を設立したのは全国でも珍しく、九州で初めてという。全国的にITCの活動とIT資金を融資する金融機関が連携している例は最近増え始めた。だが、実際に共同活動する法人を構築したのはあまりないようだ。

 同センターではこの先、「IT経営」を実現するための実践的なセミナーを開催するほか、相談受付や専門家派遣、成熟度診断などのコンサルティング活動を展開する計画だ。