ソフト開発のシステムYAMATO(大和恒夫社長)は、書籍や雑誌のコンテンツを販売するサイトを開設した。電子本として提供するほか、ページ売りも可能としており、出版社を対象にコンテンツ提供への参加を促していく。

 システムYAMATOが配信技術を開発、グループ会社で書籍中心のネットショップを構えるブックエスエスがサイトを運営している。まだテスト運用中だが、「エンドユーザーが実際に購入できるように仕上げている」(大和社長)という。立ち上げたばかりであるためコンテンツや購入者が少ないものの、「出版社や新聞社といったユーザーの参加を支援する」と自信をみせている。

 出版社や新聞社などがサイトにコンテンツを掲載するのは無料。手数料として、システムYAMATOに書籍や雑誌・新聞購入金額の30-60%を支払うことになる。ユーザーの自社サイトでコンテンツ配信サービスを提供することも可能。ビジュアル面ではページをめくれるようにしていることに加え、映像を掲載できる。決済はクレジットカードによるチャージ方式で、購読者が会員登録する必要がある。購読者が携帯電話からコンテンツの購入や閲覧ができることが最大の特徴で、出版社にとっては携帯電話ユーザーを獲得できる可能性を秘めている。

 同サイトを開設したのは、「インターネットサービスで参加企業のグローバル化を促進したい」考えを持っているため。同サイトでの書籍販売では12社が賛同。今回のコンテンツ配信サービスでも話を進めており、「大半が関心を示している」という。同社では、来年4月をめどとして本格運用に乗り出す計画を立てている。