富士キメラ総研(田中一志社長)は、「デジタルサイネージ」市場動向調査を実施し、国内市場規模見込みを示した。同社予測によれば、2008年の市場規模は649億1000万円としており、今後も拡大が期待できる有望マーケットと分析している。

 デジタルサイネージとは、屋外や店頭、交通機関など家庭以外の場所で、電子表示機器を通じて情報発信するメディアを指す。商業施設やビルに設置されたディスプレイ装置での広告、駅や空港・電車内で流される交通情報、スーパーなどの店頭での商品説明映像などが代表例だ。

 富士キメラ総研が示した市場規模見込みは、ディスプレイ装置や配信システムなどの情報関連機器・システムほか、コンテンツ制作や配信業務代行などのサービスと、広告を含んだ金額。今後は、広告媒体としての価値がさらに高まり、広告売り上げの増加と、それに付随するシステム提供や付随サービスも並行して伸びると同社では予測している。