SNS「MySpace Japan」を運営するマイスペース(大蘿淳司社長)と、「TVガイド」など番組情報誌を発行している東京ニュース通信社(奥山卓社長)は、主に10~20代のマイスペースユーザー向けの新雑誌「MySpace Magazine(仮称)」を2009年春に創刊する。3月に創刊準備号を発行し、5月に創刊号を発売する予定で、発行部数は10万部。価格は500円(税込)を予定している。書店、CD量販店、オンラインなど、ユーザーである若者に効果的にリーチできるチャネルで販売するとしている。

 この新雑誌は、主にMySpaceのユーザー向けに情報を発信する。ライフスタイルの提案、また、MySpaceを活用するアーティスト、クリエイターなどの周辺で起こっている出来事や人物を掘り下げるという、「人」を中心とした雑誌だ。情報が多いために埋もれてしまいがちな、自己表現するユーザーを、雑誌に取り上げることで支援する。雑誌離れの進む若者を引き戻し、メディア産業の底上げを図る狙いもある。

 編集部は東京ニュース通信社に置くとしているが、雑誌とネットを組み合わせたクロスメディア型広告の開発、ブランド展開などは紙面の企画と共に両社が協力して行っていく。

 東京ニュース通信社の奥山社長は、「ネットは情報が膨大にありすぎて見るところも限られてくる。一方、雑誌ならば表紙だけを見て読まなくなる人はいない。紙という媒体だから伝えられることもある。文化も歴史も違う会社だが、密接に話し合って作り上げていきたい」としている。