ファイルメーカーは、今年1月中旬にデータベース(DB)ソフトウェアである「FileMaker」を刷新し、事業領域の拡大を図る。メインユーザーの教育機関だけでなく、中堅・中小企業(SMB)を中心に一般オフィスに導入を促す。

 新製品の「Pro10」が前バージョンと比べて強化されている点は操作性にある。これまで左横に付いていたツールバーを上に配置することでウェブサイトと同じ感覚で使えるため、DBソフトを導入していなかったユーザー企業でも直感的に活用できるという。米国本社のドミニク・グーピル社長は、「日本市場は、ITシステム管理者が存在しないSMBが多く、需要が眠っている。使いやすさを追求したことでユーザーを開拓できる基盤が整った」と説明する。これまではMacOSのユーザーが同ソフトを導入するケースが多かったが、WindowsOSにも対応していることから、「Windows環境のユーザーにもアプローチしていく」考えだ。

 新規開拓を図るため、「販売パートナーとの協業関係を強化したい」考えを示している。(佐相彰彦)