保守サービスなどの日立電子サービス(百瀬次生社長)は、eラーニングシステム「HIPLUS/enterprise」を発売した。日立製作所グループの499社、約27万6000人がすでに利用しており、販売できる体制が整ったことで外販に踏み切った。発売後3年間で10億円の売り上げを見込む。

 新システムは、複数拠点や海外に子会社を設置する企業など、中堅から大企業向けのeラーニングシステム。部門や企業、グループ会社すべてなどさまざまな組織単位でeラーニングや教材、学習履歴を登録・管理できるのが特徴だ。世界に拠点がある大企業の利用を見込み、言語は日本語ほか英語と中国語のユーザーインタフェース(UI)を用意した。価格は基本システムが300万円からで、システム構築やサポートサービスなどは個別見積もりで別途費用がかかる。

 日立電子サービスは、eラーニングシステムの開発・販売に積極的で、「HIPLUS」のブランド名で10年ほど前から販売している。新システムはそのメニューの一つで、従来から低コスト・迅速導入の「HIPLUS/eXPress」やASP型の「ASPサービス HIPLUS21」ほか、教材作成ツールなどを揃えている。(木村剛士)