ポリコム(ハンスヨーグ・ワーグナー社長)は、ビデオ会議システムでエントリーモデルの「Polycom HDX 6000」と「Polycom QDX 6000」の2機種を発売し、SMB(中堅・中小企業)を対象に新規顧客を開拓する。これまで大企業を中心にビデオ会議システムを導入してきたが、今回の製品で低価格を武器に市場を広げていく。

 「HDX 6000」は、HD(ハイ・ディフィニション)への対応で高精細な映像の配信が可能。マイクロソフトのサーバーソフトである「Microsoft Office Communications Server」などに対応したことにより、UC(ユニファイド・コミュニケーション)が行える。「QDX 6000」は、複数拠点での遠隔コミュニケーションに特化している。

 ビデオ会議システムは、これまで高価格だったことから大企業がメインユーザーであった。しかし、不況でコスト削減策を講じる企業が多いなか、交通費などを抑える目的で遠隔による会議や商談を求めるニーズが高まっていることから、同社はSMBでも導入するケースが増えると判断。そこで、低価格モデルの市場投入に踏み切った。「HDX 6000」を83万円、「QDX 6000」を57万8000円と導入しやすい価格に設定している。(佐相彰彦)