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トレンドマイクロ、小規模向け統合ソフトの新版、URLフィルタリング初搭載
2009/08/03 21:37
「Trend Micro ビジネスセキュリティ」は、セキュリティ専任担当者が不在なケースが多い小規模企業がメインターゲット。手間をかけずに、最新のセキュリティ環境を構築できることを特徴にしている。ウイルスやスパイウェア、フィッシング詐欺、迷惑メールなどの各不正プログラム・アクセスからサーバーとPCを守るほか、URLフィルタリング機能も搭載する。
新版では、ウイルスおよびスパイウェア対策として、トレンドマイクロが提供するクラウドサービスと、企業内のクライアントPC・サーバーが連携し、ウイルスやスパイウェアを検索する「スマートスキャン」機能を搭載。PCおよびサーバーのセキュリティを、最新の状態に保つことが可能という。
PCおよびサーバーに配信するパターンファイルのサイズも約50%削減。各PCの負荷が小さい時に、ウイルスを検索する「スキャンパフォーマンスコントロール」を搭載した。
新たにURLフィルタリング機能を搭載したことで、業務上必要のないWebサイトへのアクセスを遮断可能。従来から持つ「Webレピュテーション技術」を用いた不正サイト接続ブロック機能を利用することで、フィッシング詐欺サイトやウイルスが含まれるサイトへの接続もブロックする。
次期クライアントOS「Windows7」RC版に対応。正式版にも対応させることを表明している。1ライセンスの初年度標準価格はライセンス版が7245円(5-24ユーザーの場合)、パッケージ版が2万8875円(5ユーザー版)。
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