通信設定の容易さを差異化ポイントに

 レノボ・ジャパン(ロードリック・ラピン社長)は、通信接続機能を差異化ポイントに、高速無線通信「WiMAX」機能を内蔵するノートPCを法人に売り込む。WiMAXは、UQコミュニケーションズが7月に有料サービスを開始。国内外のPCメーカー14社が、通信モジュール内蔵ノートPCを発売する。機能としては各社横並びとなるなかで、レノボは接続の容易さでユーザーを獲得する。

 レノボが7月22日に発売したWiMAX対応ノートPCは「ThinkPad T400s」。「アクセスコネクションズ」と呼ぶ独自開発の通信接続ソフトを搭載し、WiMAX、無線LAN、携帯電話、有線LAN、Bluetooth接続の一括管理ができる。「すべての無線デバイスを簡単に制御できるのは当社だけ。十分な差異化ポイントになる」と、藤井一男・ノートブック開発研究所サブシステム技術無線通信技術部長は自信をみせる。

 レノボでは、法人販売を担当するダイワボウ情報システムなどの大手ディストリビュータに通信接続の容易さをアピールしていく。WiMAXについては「今後5年はPCの新たな付加価値として訴求できる」(藤井部長)と期待している。(米山淳)