日本IBM(橋本孝之社長)は、日本信用情報機構(嶋田一弘社長)に「STARS II システム」を納入、6月1日に稼働したと発表した。日本信用情報機構は、信用情報として取り扱うべき項目の拡充などが定められた改正「貸金業法」に対応するため、システムの導入を決定した。
「STARS II システム」の構築には、日本IBMのメインフレーム「IBM System z10 TM」を採用。プロセッサは、標準で2個のスペアとデータの改ざん防止用の暗号化専用プロセッサを搭載している。「STARS II システム」は、日本信用情報機構のデータセンターに設置した「IBM System z10」2台をシスプレックス接続しているほか、会員企業との接続経路やゲートウェイ・サーバー、ネットワークなどを二重化している。