富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(花岡和彦社長)は、オープンソースソフトウェア(OSS)ベースのデータベース(DB)である「Postgres Plus Advanced Server」を取り扱い開始し、データベース移行サービスもあわせて発売した。

 「Postgres Plus Advanced Server」は、OSSの「PostgreSQL」にデータベース開発者やシステム運用者を支援する各ツールを付加。パフォーマンスの自動最適化機能「DynaTune」や、データベース高速化機能「Infinite Cache」などを備え、「PostgreSQL」に比べ、容易に高速なDBシステムを構築できる。

 商用DBの「Oracle Database」との互換性を持ち、移行支援ツールも付属しているため、低コスト・短期間で「Postgres Plus Advanced Server」への移行を図ることができるという。利用形態は、保守サポートサービスを加えた年間契約のため、毎年一定の料金で利用することができ、一般的なライセンスの商用DBに比べ大幅にコストを削減できるという。

 同社では、「Postgres Plus Advanced Server」の取り扱い開始にあたり、開発元の米EnterpriseDB Corporation(EnterpriseDB)のマスターディストリビュータであるサイオステクノロジー(喜多伸夫社長)とパートナー契約を締結した。

 今後、保守サポートをはじめ、データベース移行サービスについて、サイオステクノロジーおよびEnterpriseDBと連携することで、ユーザーのデータベース移行および移行後の運用ビジネスを加速させていく。

 年間の利用価格は、「Postgres Plus Advanced Serverサポートサービス」が75万円。オプションの「データベース移行検討」が43万円、「プロトタイプ検証」が100万円、「データベース移行」(移行ツール)が215万円、「データベースサーバ スタートアップ」(構築作業)が28万8000円。

 同社では、商用DBからの買い替えやバージョンアップを検討しているユーザー企業に向け、移行サービスとあわせて拡販し、今後2年間で150件の案件獲得を目指す。