日立システムアンドサービス(日立システム、林雅博社長)は12月9日、情報・知識共有基盤「InWeave(インウィーブ)」シリーズにおいて、定型フォーム機能や検索機能を拡充し、企業の業務への適用しやすさを大幅に向上した「InWeave Collaboration Ver 2.5」と「InWeave Search Ver 2.5」を12月11日に発売すると発表した。

 日立システムは、08年10月に情報・知識共有基盤「InWeave」シリーズの販売を開始し、企業利用向けに機能強化したソーシャルウェアを用いて、業務知識やノウハウを共有するコラボレーション基盤を構築する製品を提供してきた。今回提供する「InWeave Collaboration Ver2.5」「InWeave Search Ver.2.5」は、ブログにおける定型フォーム機能や、エンタープライズサーチにおけるアクセス権付きの検索機能など、企業の業務にフィットしやすくする機能を追加する。

 コラボレーション基盤「InWeave Collaboration」では、ブログの記事入力に定型フォームを設定する機能(定型フォーム機能)を追加する。これにより、営業日報やQ&Aなど定型入力が必要な業務での利用が可能となる。また、管理者の承認を得た記事のみを公開できる「記事承認機能」、ユーザー登録していない利用者に対して閲覧のみを可能とする「ゲスト公開機能」、簡単にアンケートを作成・公開し、回答結果を収集できる「アンケート機能」などを新規にサポートし、業務でのよりよい活用を支援する。

 エンタープライズサーチ「InWeave Search」では、ファイルサーバー検索およびLotus Notes/Domino検索に対してアクセス権を継承した検索機能をサポートする。これにより、セキュリティはしっかりと確保したうえで横断的に企業内の情報を検索する、といった運用を実現できる。また、検索対象としてコラボレーション基盤「InWeave Collaboration」と文書管理システム「ラビニティ One」をサポートし、より広い範囲で検索できるようになった。

 同社では、「InWeave」シリーズの製品とソリューションを含め12年度までに約10億円の販売を目標にしている。