人材管理ソリューションの米サクセスファクターズは、日本市場の開拓に乗り出している。日本にオフィスを開設してから1年ほど経ち、すでに100社以上のユーザーを抱える。「日本での知名度を高める」(米サクセスファクターズのMurray Sargant・Vice President Asia Pacific&Japan)ことが目下の課題で、ユーザーコミュニティーを立ち上げたり、パートナー企業との連携を深めたりしていく方針だ。2010年末に「アジアパシフィックでナンバーワンを目指す」(Murray Sargant・Vice President)目標を掲げている。

経営トップと現場のギャップ埋める

 国内におけるパートナー企業は、IBMビジネスコンサルティングサービスとリクルートマネージメントソリューションズ、プライスウォーターハウスクーパースの3社。「パートナー企業は厳選する」(サクセスファクターズジャパンの木下雄介代表取締役)としている。

 サクセスファクターズは、社員の目標設定やパフォーマンス評価、報酬管理など企業における人材管理を支援するソリューション。目標をウィザード形式で個別に立てることができるほか、目標設定の達成状況をリアルタイムに把握できる。「日本企業は戦略を立てることについては優れている」。ただ、経営トップと現場にギャップがあり、情報の伝達で誤差が生じていると、Murray Sargant氏はみている。「ほとんどの企業で成果主義を導入しているが、うまく運用できていない」問題も指摘。その「穴埋め」になるのが同社のソリューションだと強調する。(信澤健太)