ヴァル研究所(鈴木和夫代表取締役)は、企業における出張費や交通費の精算管理ASPサービス「駅すぱあと 旅費交通費精算Web」を、今後1年間で首都圏を中心に中小企業1000社に導入することを目指す。

低価格で中小企業に訴求

太田信夫・営業部営業チームリーダー
 同社は、第一段階として、申し込みから最大2か月の無料トライアルを3月31日まで実施したり、ヤフーの路線検索画面にバナー広告を出稿したりして、ユーザーの取り込みを図る。4月以降は、会計ソフトや基幹業務システム(ERP)などパートナー企業のソリューションに組み込んで大企業向けに拡販する方針だ。もともとユーザーからASPサービスの要望が寄せられており、それに応える形で投入したものという。

 同製品は、「シンプルにかんたんに」をコンセプトに掲げており、ユーザーインタフェースを改善。「駅すぱあと」の路線図を大きく表示し、路線図から駅名を選択できる。加えて、携帯電話からの申請や定期券の差額計算なども可能となっている。そのほか、65社の路線バス情報など「公共・交通機関の情報量は他社の追随を許さない」と、太田信夫・営業部営業チームリーダーは胸を張る。価格面でも中小企業ユーザーに訴求できると踏んでいる。初期費用は一切かからないASPサービスで、1ライセンスが年額2520円に設定されており、「価格の安さが魅力になっている」(太田・リーダー)と語る。「アップデートが非常に多い」(太田・リーダー)オンプレミス(自社運用型)に比べ、ASPサービスはアップデート作業が不要になるのも利点だ。(信澤健太)