岩手県を本拠とするSIerの岩手情報システム(小原康司社長)は、県外の売上比率を高めることに力を注ぐ。とくに東京での事業拡大を図るために、東京支社の営業を強化。スタッフ人員増で案件獲得を増やす方針だ。

 現在、同社の地域別の売上比率は、県内70%、県外30%で推移。伊藤由記夫・常務取締役は、「県外でのビジネスを拡大していかなければならない」と話す。これは、岩手県のIT市場が厳しい環境に陥っていることが原因。県内のビジネス規模を維持しながら、「新規開拓を図ることが重要」としている。

 営業スタッフの増員で、狙っていくのはSIerとのパートナーシップ。SIerからの受託を増やすことで、「当社の技術力を生かしていく」。また、「チャンスがあれば、パッケージ製品も拡販していきたい」との考えを示している。

 同社は、SIをはじめパッケージ販売や受託開発を手がけており、技術者が60人程度と全社員のほとんどを占めている。パッケージ販売では、九州や近畿などで販社を確保。パッケージ販売とカスタマイズを組み合わせたシステム構築を得意としている。