NTTコミュニケーションズ(NTT Com、和才博美社長)は、4月30日、法人向けに提供している情報通信環境基盤「BizCITY」シリーズで、クラウド型仮想ホスティングサービスの「Bizホスティングベーシック」の提供を開始した。2009年10月15日から2010年3月31日まで、累積60社にトライアルサービスとして提供。その実績から、正式にサービスインすることになった。

 サービスは、NTT Comが全国に保有する通信設備をベースに、堅牢なデータセンター(DC)から、サーバーリソースをネットワーク経由でオンデマンドで提供。ユーザー企業はセキュアに利用でき、サーバー集約や統合でコスト削減、アウトソースによる運用負荷低減を同時に実現できる。月額料金は7350円から。

 同社は、「BizCITY」でネットワークとの一体型という通信事業者ならではのサービスを追求。“日本発クラウド”を目指し、アプリケーションベンダーとのパートナーシップ深耕に力を注いでいる。今回のサービスを手始めに、日本市場でのクラウド活性化を図る考えだ。今後はSaaS事業者向けの付加機能として、複数の認証手段を組み合わせた「多要素認証機能」の提供を予定する。

 今回のサービスは、レッドハットが提供するクラウド基盤「Red Hat Enterprise Virtualization」上で構築。「Red Hat Premier Certified Cloud Provider」にも参加している。