【上海発】上海で日中の製造業連携の支援サイトなどを運営するNCネットワークチャイナ(井上直樹董事長総経理)などが、9月16日から2日間、日本国内地銀との共催で、製造業を対象として「日中ものづくり商談会@上海2010」を上海市内で開催する。

 これまで年2回程度のペースで開催しており、今回が13回目。機械加工、鍛造・鋳造、板金、プレス、ゴム・プラスチック、電子類部品、材料、表面処理などの関連の日本企業が100社以上出展し、中国の製造業関係者ら1000人以上の参加を見込んでいる。井上董事長総経理は「リーマン・ショック以降、中国の製造業への関心が再び高まっている。リアルの場で、日系企業と中国企業の橋渡しをする」と話している。イベントには、製造業に関連するハードウェアやソフトウェアを提供する日系ITベンダーも多く参加する。

 また、地元企業の中国進出を支援し、商談会の共催者でもある北陸銀行上海駐在事務所の中条宏志所長主席代表は、「大手製造業なら組織的に中国進出を図ることができるが、中小製造業には難しい、進出環境を創出するうえで、今回のようなイベントの機会は貴重だ」と、地元を中心とした中小企業が中国へ進出するきっかけをつくることができると強調した。(谷畑良胤)

中国の市場拡大への期待を語るNCネットワークチャイナの井上直樹董事長総経理