アイティフォー(東川清社長)は、標準的な通信制御プロトコルであるSIPを利用した「SIPテレホンバンキングシステム」を国内で初めて開発し、6月23日から本格販売を開始した。

 テレホンバンキングは、銀行に電話をかけて残高照会や振り込みなどの金融取引を行うシステム。今回、テレホンバンキングにSIPを利用することで、PBX(電話交換機)のメーカーに依存する独自技術に頼ることなく、アプリケーションレベルでの通話制御が可能となった。また、高価な汎用型PBXを使わず、安価なPCサーバーなどでシステム構築することで、3か月という短納期と低価格を実現した。

 価格は、一式6000万円から。同社では、耐用年限が近づいた既存製品の置き換え需要と、高価だったために導入をためらっていた金融機関への新規需要を狙い、今後2年間で20セットの販売を目指す。