米ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA、ロバート・ハリマン会長)は、ビジネスソフトの著作権を侵害していた関西に本社を置くあるメーカーと、BSAのメンバー企業が、総額3億1520万5275円で和解したと発表した。和解金額は、世界的にみても過去最高額という。

 この関西メーカーのソフトの不正利用は、BSAの情報提供窓口への通報があったことで発覚。メーカーは社内調査で、「Adobe Illustrator」「AutoCAD」「FileMaker Pro」「 Microsoft Office」など、合計3913本を大量に違法コピーしていた。発覚後、ソフトの権利者で開発元の米アドビシステムズや米オートデスク、米ファイルメーカー、米マイクロソフトとこのメーカーの間で、問題解決に向け協議していた。

 BSAの松尾早苗・日本担当事務局長は、「全世界で過去最高額の組織内違法コピーが、日本国内でなされていたという事実に大きな衝撃を受けた。コンプライアンスマインドが社会に浸透しつつある今でも、組織内違法コピーは撲滅すべき重大な問題である」とコメントしている。
 BCNでは、ソフトの不正利用に関するITベンダー向けセミナー「顧客との長期的なリレーションを強化、選ばれるソフト資産管理(SAM)の提案とは」を7月22日に開催します。ソフトの最適な資産管理ソリューションやユーザー動向を徹底解説します。詳細はこちらをご覧ください。