ITホールディングス(岡本晋社長)は、クラウド技術を活用したCTI(コンピュータ・テレフォニー統合)事業を立ち上げる。サービスの第1弾として、8月2日に着信管理サービス「Callノート」をスタート。クラウド型CTIを“クラウドテレフォニー”と位置づけ、電話とクラウドコンピューティングとの融合を推進する。

 「Callノート」は、電話の着信管理サービス。どの電話番号に、どの時間帯により多くの電話がかかってきたなどをオンラインで集計する。「Callノート」側で仮想的な電話番号を生成し、この電話番号にかかってきた着信情報を可視化する仕組みだ。

 主なターゲットは、飲食店などのサービス業。すでに、リクルートが運営するグルメサイト「ホットペッパー FooMoo」が先行採用している。料金は、初期契約料30万円、電話の同時着信10本で月額10万円から。同時着信数が多いと月額料金も増える。

 ITホールディングスグループのTISとインテックが中心となり、クラウドテレフォニー基盤を構築。「Callノート」は、着信管理という比較的基礎的なアプリケーションサービスだが、「今後、当社独自に開発したクラウドテレフォニー基盤上に、複数のCTI関連アプリケーションを開発する」(荒野高志・執行役員事業推進本部長)と、クラウド型CTIサービスを順次拡充していく方針だ。「Callノート」は、3年間で10億円の売り上げを目指す。

ITホールディングスの荒野高志・執行役員事業推進本部長